昨日の状態が状態だったんだけど、安定剤投入して這うように
行ってきた。

受付をすませて、周りをざっと見渡すと、なーんか元気のない
(夜中まで頑張っていたのか、そうでないのか)若いのばかり。
それと親子で来ていたのが2組ほど(うち1組の親は現役医師らしい)。
まだ親子で来ていた子の方が目が活きていたなー。子供が行きたいって
言っている医学部ってどんなとこ?てな感じで興味深々という状態。

まず、学部長からご挨拶、プラスきつーい一言が。しょっぱなから
ですか? さすが、「医学を選んだ君に問う」を書かれた方の
大学ですからねぇ。まあ簡単に言えば、「周りから勧められたとか
成績がいいから、という理由で選んで欲しくない。」とのこと。
「自分はなぜ医者になりたいのかをじっくり考えて欲しい。
今では医者といえども収入は思ったほどではない。」ともおっしゃって
おられた。収入については「?」だったけどね。ここがモノ造りの
現場作業員との感覚の差、かな。

午後からは先生方との質疑応答と模擬講義、施設見学。
「車を使っての通学は可能ですか?」と、ウチ。なぜなら、自宅の
周りは田んぼしかなく、公共交通機関ってなんですか?状態。
「それは、貴女が入学してからじっくりと話し合いましょう(^^)」との
お返事。意地でも入ったるわい。(笑)

模擬講義も面白くて、つい身を乗り出してしまうウチ。しかし、
生々しいものを見せられたもんで、気分が悪くなる男子約1名。(^^;)
ウチの隣にすわっていたねーちゃんたちも身を乗り出して見ていたなー。

その後は施設見学。図書室とか、記念館とか、標本庫とかを見てまわる。
記念館には「日本で4体しかない人体標本」とか、「解体新書」とか
はー、ってものばかり。図書室では、精神科の本棚のところに
ウチとにーちゃん約1名が陣取ったので、思わず「精神科に興味あるん
ですか?」と聞いたら「うん。」と返事が。おお、同類がいた。(^^)
ドクター、ウチより有望なのがいますよー。(爆笑)

そして「標本庫」。戦火にあっていないだけあって、そうそうたる物が。
思わず引いてしまう物もあったが(^^;)、それでも「知りたがり屋」の
血が騒ぐので、先生方の説明が一通り終わってから、質問しまくりの
ウチ。特にご年配の先生は親切にもいろいろお答えくださって、
(しかもラテン語の講義もどきまで)ありがたい限りでした。
ああ、ちゃんとメモ取っとくんだった>間抜けなウチ
「やっぱり解剖ってしなきゃならないんですか?」と不安そうな
ねーちゃん達に女性の先生は「どこにいくにしても必須ですよ。
人間の身体が分かっていない医者にかかるのは不安でしょ?」と
きっぱり。逆にモノ造りの立場にいるウチは、人体のしくみが
どうなっているか知りたいので「私は早く入学して解剖したいです。
どこがどうなっているのか知りたいんで。」と言うと、
「待ってます。一緒に勉強しましょう。」とお返事をいただく。

やっぱ、無理してでも行ってよかったと思う1日だった。
頑張って入試突破するぞー。(^O^)/

しかし、若者たちよ、受付の時とか、解散時にはちゃんと
挨拶せーよ。先生方は貴重な時間を割いてオープンキャンパスを
実施されているんだから。

今日のお勉強:数学1時間、英語40分。眠い・・・。

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